ぼっちローデイー、どこいこか。Vol.15 [ヒルクライム~富士山~]

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ぼっちローディーの私yu39nが、ロードバイクで色々な場所を走りに行った記録を紹介する、「ぼっちローディー、どこ行こか。」

今回は、「ぼっち」ではありません。職場の方々と一緒に4名でMt富士ヒルクライムコースを走ってきました。


Mt富士ヒルクライムとは

www.fujihc.jp

富士スバルラインを通って富士山五合目まで登るヒルクライムレース、それが「Mt富士ヒルクライム」。

もちろん、私は参加したことがありません。

ホームページの情報によると、コースは最大勾配は10%もなく、初心者でも参加可能、完走率も非常に高いとの事。

今回一緒に走るメンバーは皆、初心者ということもあり、最適なコースではないかと。

富士山麓までの移動

東京から富士山まで、さすがに自走で行くわけにはいかないので、交通機関を利用して現地まで向かいます。

電車利用で輪行するチームと、自動車で移動するチームに分かれて、当日は現地で合流することに。

ちなみに、私は自動車チーム。職場の方の自動車に乗せていただいて、いざ出発。

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東京を出て、約1時間半ほどで、富士山駅に到着。

駐車場に車を停めて、自転車を組み立て。

駅から富士山が見えますが、雲に覆われて頂上付近が見えません。どうも、頂上付近は風が強い模様。

頂上が見えないとはいえ、日本最高峰である富士山を目にして、テンションは上がってきます。

富士北麓公園

My富士ヒルクライムでは、富士北麓公園がスタート地点となっているので、富士山駅から富士北麓公園まで自転車で移動。

この移動から、すでに登りがスタート。

勾配は緩いですが、ダラダラと続く登りは苦手です・・・

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あっという間に、富士北麓公園に到着。

ここでアクシデント発生。

輪行チームとは、ここで合流予定だったのですが、輪行チームから少し遅れているとの連絡が。

Mt富士ヒルクライムは、スタート地点は富士北麓公園ですが、タイム計測開始地点は富士スバルラインの料金所手前ということで、急きょ集合場所を料金所手前に変更。

料金所を目指して、再び移動開始。

富士スバルライン料金所前

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富士スバルラインの料金所前にて、輪行チームの到着を待ちます。

当日は自動車も多いようで、五合目駐車場が満車であるとのアナウンスが流れていますが、次々と自動車が料金所を抜けて登っていきます。

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相変わらす頂上は雲に覆われています。

まるでラピ○タに出てくる竜の巣のよう。

五合目付近の天気が気になります・・・

スタート

輪行チームと無事に合流、しばしの歓談のあと、料金所で通行料200円を払って、いざスタート。

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ドキドキワクワク、おっと、いきなり心拍数が170超え。ヤバイバイ

心拍数が上がりすぎないように気をつけながら登っていきます。

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富士山頂は雲がかかっていて見えませんが、普段なら真正面に富士山頂が見えるんでしょうねぇ。

残念。

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一合目の標識。

五合目までは、まだまだ序の口。

でも、もう若干の疲れが。

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こーんなまっすぐな登り、心が折れそう・・・

初めてのコースではよくあることですが、あそこまで行けば少し休めるかも、と期待していたら、まだまだ登りが続くという・・・

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で、二合目の標識。

まだ二合目かよ、という心の声は決して口に出してはいけないのです。

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二合目を過ぎて、しばらく行くと駐車場が。「樹海台駐車場」です。

標高1663メートルだそうです。

なかなか良い景色ですが、ゆっくり見ているわけにはいきません。

とにかく先を急ぎます。

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ふぃ~、三合目の標識。やっと半分を超えた。

一緒に走ってきた職場の方々とは、いつの間にかバラバラに。

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ひぃ~、まっすぐな登りはイヤだぁぁぁぁ~。

ボトルの中のドリンクもかなり減ってきた・・・ヤバイ・・・

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大沢駐車場の標識が見えました。

標高2020メートル!自転車で、こんな高さまで登ってこれるとは・・・

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駐車場で、しばし休憩。

この駐車場には展望台も売店もありました。

しかし、すごい高さ・・・

雲が下に見えるよ・・・

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ついに、四合目の標識。標高2045メートル。

もう、クタクタ・・・でも、もうひと踏ん張り!

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下に見えるは絶景・・・

ゴールまで、あと少し。

登りが若干緩くなり、追い風が吹いてきて、かなり楽に。

ゴール

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ついに、富士山五合目に到着~。

時間は、2時間10分ほど。遅いですよね・・・

でも、良いんです!完走することに意味があるんです!

しかし、やたらと外国人が多いですね・・・観光でしょうか・・・

まぁ、自分も観光みたいなもんなので、人のことは言えませんけど。

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五合目の標高は2305メートル!

いやぁ、ここまで自転車で登ってきた自分を褒めてあげたい!

満足度100%!

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売店で、「富士どら」なるものを発見して購入。まぁ、フツーのどら焼きです。

あと、自動販売機でドリンクも購入して、補給しながら、他のメンバの到着を待ちます。

ところで、富士山五合目にはゴミ箱は無いみたいですね。自動販売機で購入したドリンクが入っていたペットボトルも捨てるところがなかったので、ジャージの後ろのポケットに入れて持って帰りました。

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7月上旬ということもあって、五合目は涼しく気持ちよい気候でした。少なくとも、寒さは全く感じませんでした。

風がすごく強く、ずっと頂上に雲がかかったままで、山頂を拝むこともできず、下界もあまり良い景色を拝むことはできませんでしたが、比較的良い気候だったのではないでしょうか。

まとめ

以下が今回のコースとなったMt富士ヒルクライムのコースです。

登りは2時間以上かかったのに、下りは途中で休憩もしましたが約40分ほどと、あっという間でした。

ウィンドブレーカーなどの防寒具を用意していなかったので、下りで冷えるんじゃないかと少し心配していましたが、全く問題ありませんでした。

ちなみに、今回4名でのライドでしたが、クロスバイクで参加した1名は二合目付近でリタイア、残りの3名は無事に五合目に到着、という結果になりました。

Mt富士ヒルクライムの大会概要では、「初心者でも安心」といった記載がありますが、「初心者」をどう定義するか・・・

正直、スポーツ自転車1年程度の初心者で、普段からあまりヒルクライムをしていない人にとっては、ちょっと厳しいのではないかと思いますが、2~3年程度経験した初心者であれば、良い経験になるコースだと思いました。一般的にはどうなんでしょうね?

いずれにせよ、私にとっては、日本最高峰である富士山に自転車で登るという貴重な経験ができて、大変良かったです。

いつか、Mt富士ヒルクライムの大会に参加することができる日が来るでしょうか。

それまで、頑張ってヒルクライムのトレーニングをしておかないと!

さて、次はどこに走りに行こうかな。